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受容(共感・傾聴)


受容とは

相手の言動や、態度、気持ち、感情などを、自分の価値観によって意見したり、批判したり、評価したりなどの「ジャッジ」を入れることはありません。ただあるがまま・・・「そうか、このかたは、そういう風に今世界を捉えているんだな」と、あたかも真っ白なキャンバスに写実画を描くような心で向き合います。


「そんなこと、簡単じゃないか」とお思いですか?

それがとんでもなく大変な技術なのです。

私自身20代〜30代に大手メディアのフリーライターとして10年以上携わっていましたから、客観的に出来事を捉えることに訓練されていた方ではあるのですが、

 心理カウンセラーとしてトレーニングを受ける中で、なかなか思うように、あるままに人の心からの声を聞き取ることができなくて、およそ毎週2〜3回のペースで6年にわたって「教育分析」という「自分の問題の整理整頓のためのカウンセリング」を受け続けたのでした。

 自分の世界観の特徴やクセや構造が明らかになればなるほど、他者の世界観を全く別物として聞き分けることができるようになるというカラクリです。

 さらには「この自然宇宙には、合理を超越して、いかなるパターンもありうる」という多様な可能性に開かれるための訓練も積んでいます。

 どのような発言も「OK、ありうる、自然だ」と捉えることができるだけの、柔軟性が鍛えられるのです。

 また、情緒面において、その方の体験している世界を共に味わい、「それはさぞ、こんなフィーリングなのではないのか?」と、自分の価値観ではないところで、その人らしさをトレースしながら、感情面に思いを馳せます。

 涼しい顔をして耳を傾けているように思われるかもしれませんが、いっぺんに色々な心的作業を行います。

 入門時代はかなりのエネルギーコントロールを要したため「まるで、サーカスのピエロのジャグリング技(ピンボウルを3〜5本をクルクルと回す技)のようだ」とへとへとになっていました。



受容された人は・・・


・この人ならわかってくれる、この人になら何を話しても大丈夫という気持ちになります。

・安心して、自分の中にある光も影も自由に話しやすくなります。

・それまで誰からも理解されずに絶望的な孤独感とともに八方塞がりだったところへ、受容されることによって、心に大きな光がさしこんだかのような希望的感覚を突如、経験することもあるでしょう。

・人生の転換点ともなるほどの、気持ちの切り替わりの体験にもなるかもしれません。



カップルの会話例


(例1)


女性 「私、疲れてしまったから、ここでお茶を飲んで疲れをとってから、

電車に乗ろうと思うんだけど」

男性 (心の中で、「この人はいつも疲れた、疲れたと言ってばかりで、

大丈夫なのだろうか?」と思っていたとしても、それを口にはせず)

「そうか、疲れてしまったのか。お茶を飲んで疲れをとってから、

電車に乗りたいと、君は思っているんだね。僕も一緒に付き合うよ」


 女性は、自分が疲れていることも、自分が提案したことも、

共に男性に受け容れてもらうことができたと思って、安心を覚えます。

 その上で、一緒にお茶をしながら、「体は大丈夫なのか?」と

気になっていることを聞いたらいいわけです。また、

もしも男性がお茶を飲みたいと思っているわけじゃないとしたら、

「そうか、疲れてしまったのか。お茶を飲んで疲れをとってから、

電車に乗りたいと、君は思っているんだね。」というところまでは

述べながらも「申し訳がないが、僕はお茶を飲む気分ではないから、

喫茶店で何も頼まずに一緒にいるのもお店に悪いだろうと思うので、

その辺を散歩して来ようと思う。君を一人にして

申し訳がないけれども、いいかい?」ということで、

「疲れて、お茶を飲みたい」という気持ちは受容しているけど、

「自分はお茶を飲みたくないけど、いい?」と許可を求めることで、

関係の維持を図っています。

一緒にお茶をしてくれた方が、受容感は高いですが、

気持ちに嘘をついて後で、「僕は望んでないのに、君に合わせたんだ」と

不満を言う事になるよりは、公平な関係性作りに繋がります。

 いずれにしても、「えー、僕は嫌だな」とか

「いつもそう言って身体にどこか問題でもあるんじゃないか?病院に行きなよ」

という展開になるよりも

<あるがままに相手の立場を聞き取ったことを伝える>ことが

受容になります。


(例2)

 小さい頃に、母親を亡くして、母親の愛情をよく知らないで育った男性が、女性に対して愛情を示すことに抵抗を感じているケース。

 これはひたすらに、相手の捉える世界観(愛情を示さない言動)に対して、受け止め続けることで、「受容」を表現します。

「なんで、あなたって、そういうことしかできないの?他の男性はもっと女性に優しいわよ」などというと、女性にしてみたら「意見」を述べているつもりでも、男性からしてみると「否定と批判」に聞こえます。

 もしもリクエストがあるのであれば、「あなたのそういう言動もいつもすごいと思うけど、私はこういうこともしてもらうと、すごく嬉しいんだ」と、相手のあるがままの状態を肯定しながら、自分の好きな世界観の提示をするのがポイントです。


(例3)返事に困るメール


 女性 「私、もうダメかもしれない。あなたがあまりにも冷たいから、死にたい」


 男性からしてみると、半ば脅しにも聞き取れてしまう言葉かもしれませんが、その言葉の背後にある気持ちのあるがままに想いを馳せます。


「お前はそうやって、また俺を脅かしてるのか?」は「非難」と「反発」です。

「死にたいなんて、言ってはダメだ。君はちゃんと生きなくちゃ」というのは「励まし」ているところもありますが、その人の気持ちを「否定」しています。

「受容」されることによって感じられる心地よさはありません。

「死にたいなんて、俺だって死にたい気分だ」というのは、「同調」していますから「仲間意識」の形成にはなりますが、「受容」にはなりません。

「わかったよ、しょうがないね、いいよ、好きにすれば」というのも言葉は受け止めていても、気持ち的には配慮されていません。「突き放している」ように女性には聞こえます。

 「受容」のアプローチは、「背後にある気持ちにも目を向けて、そのあるがままを受け止める」技術です。

 「死にたい」というセリフの背後にある感情があるとすると、なんでしょうか?

  本人のメールでは「あなたが冷たい」という言葉から「寂しさ」や「悲しさ」や「切なさ」「辛さ」「孤独感」があることが想定されます。


 この場合の「受容的な男性の受け答えの一例」としては

「冷たいと感じさせてしまって、申し訳がなかった。死にたいほどの気持ちにさせていたなんて、僕も配慮が足りないね。どういうことか、どうして欲しいのか、もう少し詳しく聞かせてくれる?」

 となります。


受容のポイント


☆受容と肯定とは違います。


例えば、浮気をした男性に対して、「いいんじゃない?」というのは、行動に対する「肯定」ですが、「浮気心の背後にある感情」(寂しさや孤独感など)には、目が行き届いていません。

大抵の女性は、浮気をされると、怒りを表現します。

放っておくとただの喧嘩ですが、

浮気をした側は、奥さんを怒らせることができたことで、無意識に「求められている充足感」を得て、気持ちが落ち着くこともあります。

浮気をせずにはいられなくなっている男性の、行動に対して「いいか悪いか」ではなく、その行動の背後にある心理(感情)に目を向けて、受け容れることが受容になります。

「私があなたを寂しい気持ちにさせてしまっていたのだとしたら、謝ります。その悲しさが、今私が感じている、あなたが他の女性と浮気をしたという行動から受け取った悲しみなのかもしれないと思っています」などと伝えるのです。

そうすることにより男性は、自分の「存在感」を肯定された充足感と受容感をえられて、女性に対する気持ちを改める可能性が高まります。



☆受容力を高めるコツ


・多様な価値観にふれる。人の話を聞いたり、いろんな書籍でいろんな世界観を知ります。


・あなた自身が、受容体験(許された体験)を多く持つ。


・大切な人を受容したい時に、最初に大事なことは、自分を受容することです。(あなたが許すことのできていない自分の特質や部分がないかをチェックして、許すためにはどうしたらいいか?何ができるか?日常生活の行動をどのように変えたらいいか?検討します)


・自分に湧いてくる言葉は一旦脇におきます。相手に話をしてもらい、それらの一つ一つに耳を傾ける。


・相手を変えよう・教育しようとするのではなく、相手の世界観を教えていただく、気持ちで関わります。相手の世界観についての師匠は、誰よりもそのお相手お一人しかいないからです


・言葉の裏・行間にある相手の本音・感情を汲み取る。その方だけの感情的なパターンは、相手をよく観察していると見えてくるのですが、そこまで見通すのが難しい場合は、まずはここは少々自分の価値観が入っているのかな?というアンテナを立てながら、想いを馳せて、心情の可能性を検討してみましょう。


・相手の立場を想像して、その感情におもいを馳せる。そのような立場に置かれた人間に、あなた自身がなっていたとしたら、どのように感じるのかを点検してみて「私があなたの立場だったら、このように感じる」と伝えるのも有用です。